akirakouzuki’s diary

Babaちゃんが、次世代に送る独り言

虫の知らせ

天涯孤独のキミさん

 

何かあった時に、と家の鍵を預かっている

 

今日、いつもの看護師さんが訪問しても

 

鍵が開かないという。

 

鍵を持って、訪問し、マンションの扉を開けたところで

 

預かっているキーホルダーが壊れた

 

ほどんど使っていないのに壊れた

 

玄関のドアを明け、そこには、倒れたキミさんの姿

 

後ろ髪をひかれながら、訪問看護師さんに救急要請を任せて

 

次の訪問へ。

 

訪問先の駐車場で空いていたナンバーは、315

 

キミさん、最期なんだ。

 

訪問を終え病院に向かう

 

キミさん、がんばらなくてもいいよ

 

最期は、自分の意思のままに

 

42日目